名刺や封筒のスキャン・看板の写真データ等からロゴデータを作成します。<運営:チアーズデザイン>
このページは「ロゴマークとはどういうものか?」について説明したページです。
「既存ロゴマークをデータ化して、様々な媒体で使用していきたい」・「オリジナルロゴマークの作成を検討している」・「ロゴマークについて知りたい」といった、企業やショップ、個人に至るまで幅広い方々に読んでいただきたい重要なページです。
ではまず、ロゴマークの話題に入る前に「ロゴ」という言葉についてお話したいと思います。そもそも、現在多くの人々に使用されている「ロゴ(logo)」という言葉は、もともと「ロゴタイプ(logo:言葉、type:活字)」の頭の部分だけを取ってロゴと呼ばれています。タイプはその名の通り、活字・文字を指しておりロゴタイプと呼ばれています。一般的に、「社名や店舗名などを表す2文字以上の文字をデザインしたもの」=「文字列に企業のビジョン等を盛り込んで装飾し図案化したもの」を指しています。
また、「ロゴマーク(logomark)」という言葉ですが、もともとロゴマークという言葉はなく、一般的に使われているロゴマークは「logo」と「mark」を合わせた和製英語です。しかし近年では、ロゴマークという言葉が一般に広く浸透していることから、マーク部分をロゴマークと呼んだり、ロゴタイプとマークを合わせてロゴマークと呼ぶこともあります。マークは、シンボルや象徴という意味でシンボルマークというとイメージしていただきやすいかと思いますが、一般的に記号や図形・イニシャル(頭文字)等を図案化した部分を指します。
しかし実際のところ、その解釈は制作者や依頼者によって違うことも多々ありますので、依頼者がロゴを注文する際は間違いを避けるために、ロゴタイプは社名(または店名・団体名・ブランド名などの名称・文字列)部分、マークは図形部分やシンボルマーク、または単純にマークと等と伝えると良いでしょう。
「企業はなぜロゴを作成するのか?」「何のためにロゴを使うのか?」…まとめると
「なぜロゴが必要なのか?」というところに辿り着きます。
そこで、まずはロゴの必要性について考えていただければと思います。
実際にロゴを使う媒体やシーンをイメージしてみてください。 誰もがすぐに思いつく名刺・封筒はもちろん、見積書・請求書などの書類、看板、ホームページやブログ等、はたまた商品のパッケージやリーフレット、SPツール等、数え切れないほど挙げられます。また、TVコマーシャルや新聞・雑誌などの広告にも使われます。
ロゴマークは、その色や形状から言葉以外の要素(企業理念やビジョン)を伝えることができます。また、人が受ける第一印象の7~8割は視覚から入るため、そのビジュアルをうまく使えば、人の心に直感的に訴えかけることができます。ブランディングや企業戦略など、多様な役割を担うロゴマークデザインですが、無意識に人間の右脳に働きかけ記憶に残す働きを持っているのです。
ロゴは企業の理念やブランドのコンセプトを表す象徴(シンボル)です。そのデザインイメージは人の第一印象を左右し、はたまた企業や店舗、商品に大きな影響を与えます。ロゴデザインには、会社の理念や商品を含めた会社そのものを多くの人に伝える重要な役目があるのです。
特に、これから起業・開業する新しい会社やショップ、これから発売する新商品にとっては競合他社との差別化を図る、ブランディングの重要な武器となります。ロゴを作成する第一目的は、新しい会社やショップの場合、企業イメージや商品の個性を表現してユーザーに認知させることにあります。 また、ロゴマークを用いることにより外部イメージのみならず、従業員の意識レベルの向上など内部的な効果もあります。 ロゴは社内外どちらにとっても必要なものというわけです。