ロゴマークの作り方について10項目に分けて掲載しています。手書きロゴのデータ化、ラフスケッチやイラストからのトレースなど、ご自身で描かれたものからのデータ化をご注文のお客様はご覧ください。

ロゴマークの作り方

このページでは、「自分でロゴマークを作成してみたい」という方のために、「ロゴマークの作り方」についてご説明しています。順を追って説明していますので、ぜひ参考になさってください。作成手順は大まかに分けて10項目ほどありますので、1から順番に行なっていって下さい。(※順次更新)

1.ロゴを見るターゲットを書き出す

まずは、ターゲットを書き出すところから始めます。展開するサービスを利用するユーザーは「男性なのか?女性なのか?両方なのか?」を絞り込みましょう。男性と女性の場合、どちらの割合が多いのかをベースに考えていくと書き出しやすいかと思います。

ユーザーの年齢層(年代)も重要なポイントとなってきます。「20代がターゲットなのか?30代がターゲットなのか?40代がターゲットなのか?」によって、デザインの雰囲気を変える必要性が出てくるからです。また、取り扱う商品の価格帯によって、安売り感を出すのか、ラグジュアリーな雰囲気を出すのかも異なってきます。

「男性客・女性客の割合」、「ユーザーの年代」、「販売する商材の安価・高価」をポイントに初めに書き出してみましょう。あくまでも、自分の好みのロゴにするのではなく、ユーザー目線で考えるということが重要です。

2.ロゴのコーポレートカラー、イメージカラーを選定する

ターゲットは書き出せましたでしょうか?ターゲットを書き出すことによって、自分が相手とするユーザーのイメージ(男性/女性、年代など)がはっきり見えてきたかと思います。ここで女性客がターゲットとなった場合、そのサービスを利用する(もしくはその商品を必要とする)女性の趣向をリサーチすると、ヒントを得られます。

また、競合する他社のロゴマークを数社ほど挙げ、そこに馴染みながらもアピールすることが出来るカラーを探ることで、競合他社との差別化が図りやすくなります。例を挙げますと、リラクゼーションサロンなどの場合、アースカラーをモチーフにしているサロン様のロゴを多く見受けますが、そのアースカラーでも明度の高いアースカラーを使用し、ポイントカラーに太陽をイメージするオレンジを合わせるだけでもグッと印象が強くなります。このように、補色をうまく取り入れるのもポイントと言えます。

また、これらはユーザーを中心にカラーの選定を行なったパターンとなりますが、企業理念やビジョン等からコーポレートカラーやイメージカラーを選定していく方法もあります。また、色には様々な意味合いや印象がありますので、カラーから選び展開していくという方法もあります。ここで一つ注意していただきたいのは、あまり色を多く使いすぎないことです。沢山の色を使用しますと、ロゴマークを様々な媒体で展開される際、扱いにくいものとなってしまう場合がございますので注意が必要です。

3.ロゴのレイアウト(配置)を考える

ベースとなるカラーが決まったら、ロゴマークのレイアウト(配置)を考えましょう。ロゴマークのレイアウト、と言うとイメージが難しいかもしれませんが、ロゴマークにもレイアウトがあります。ただ好きなように配置するのではなく、使い勝手を考えて自社のロゴはどのようなレイアウトが適切かを考えましょう。

パターンとしては、「シンボルマーク(マーク部分)を上部に、ロゴタイプ(社名部分)を下部に配置するパターン」、もしくは「シンボルマークが左側で、ロゴタイプ(社名部分)がシンボルマークの右側に来るパターン」、この2つのパターンは最も一般的に多く使われているレイアウトと言えます。

また、上記以外に「ロゴタイプのみのパターン」もあります。このロゴタイプのみのパターンは、社名もしくはサービス名をより印象的に伝えたいときに用いると効果的です。
(例)化粧品のブランドロゴや商品ロゴ

もう1つのパターンは、「マークと文字が一体型になっているパターン」です。一体型になっているパターンというと、想像するのが難しい方もいるかもしれませんが、一例を挙げますと、有名コーヒーチェーン店のスターバックスさんのように、中央部分にシンボルとなるマークが配置され、その周りに店舗名が配置されたもの等を言います。
(例)スターバックスのロゴ